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【タンザニア】チーターのハンティング!セレンゲティの隣、Ndutu (ンドゥトゥ)

出産シーズンを迎えたヌーの大群が訪れるNdutu(ンドゥトゥ)。運良く数週間前に雨が降り、最高のタイミングで向かいます

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泊まっているのはンゴロンゴロのセレナ・サファリ・ロッジ。

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朝から霧が深くて、今日も窓からクレーターを見渡す事は出来ません。

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朝食の後はンゴロンゴロ・クレーターの西にあるンドゥトゥに向けて出発です。

東アフリカのサファリとヌーの大移動について

春先、ヌーは緑豊かなセレンゲティ南部で子供を産みます。

その後徐々に北上し、子供がある程度大きく強くなった夏、タンザニアケニアの国境付近にあるマラ川を渡ります。マラ川を無事越える事の出来たヌーは、しばらくマサイマラで過ごした後、秋の終わり頃に再び南下しセレンゲティに戻ってきます。

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このヌーの群れと共に大移動するのはシマウマ。

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ヌーとシマウマは共に行動し、群れの数を増やす事で少しでも早く危険を察知し、襲われる確率を減らそうとしています。
これに続くのは、ハゲワシやハイエナ。ついて行けずに脱落したヌーを狙っています。

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ヌーの大移動こそセレンゲティやマサイマラの人気の理由であり、動物の動きに合わせて観光プランを立てられるかどうかがサファリの充実度にかかってくると思われます。

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2月から3月上旬はヌーの出産シーズン。セレンゲティよりさらに南、ンゴロンゴロ西部のンドゥトゥでヌーの大群とうまく遭遇出来れば、たくさんのヌーの赤ちゃんを観られるかもしれません。

ベストシーズン 大迫力のNdutu

雨の中しばらく走ると、背の高い木ばかりが生える、森のような場所にやってきました。

突然木々の間からヌーの群れが飛び出してきて、全速力で駆け抜けていきます。まだ生まれてまもない赤ちゃんも、群れについて必死に走る姿が健気。

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こちらではキリンが静かに草を食べています。

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しばらくすると、後から来たサファリカーの音に驚いて逃げていってしまいました。バランス悪そうな体型の割に足が速くてびっくり。

森を抜けると平原に出ました。

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どこまでも続く大地に、どこまでもヌーがいます。雨が降って嬉しいのか、皆んな生き生きとしています。

こちらはエランド。ヌーより大きいです。

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雨の中、ヘビクイワシが大股で歩いています。大きくてなんだか面白い鳥。

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アフリカオオノガン。こちらもかなり大きい。

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草むらにジャッカルがいます。

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見た目も仕草も犬みたい。

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木の上にハゲワシがいます。

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地上の様子を観察しているようです。

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再び森の中にやってきました。

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ゾウが1匹います。オスでしょうか。こんなに近くで会えるなんてびっくり。器用に鼻を使い、何度も体に土をかけて砂浴びをしています。

こちらはインパラの群れ。ハーレムを持てない若いオスや歳とったオス達です。

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木の上にサバンナモンキーがいました。顔が黒くて体は白くてふわふわでお洒落。

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森を抜けて、開けた場所にやってきました。素晴らしい眺めに期待が膨らみます。

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サファリカーのそばにゾウがいました。

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近いです。

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こちらは親子。

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子ゾウのつぶらな瞳がたまりません。

シマウマも発見。皆こっちを向いています。

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広場に1匹、眠そうなライオンがいました。

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サファリカーに全く動じません。この雄ライオンに仲間はいるのでしょうか。

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丘の向こうから、ヌーの大群が全速力でやってきました!

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よく見ると子供がたくさんいます。

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体の大きな大人達が親子を内側に隠そうと前に出てきます。
サファリカーも集まってきました。

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すぐ側の丘ではハゲワシとハゲコウがお食事中。ヌーの死骸から内臓を引っ張り出して奪い合いをしています。

私達も、別の丘でランチタイムにしました。

チーターのハンティングを目撃! 期待以上のNdutu

午後、サファリカーの集まる場所に行くと、3匹のチーターがいます!

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チーターに会えるとは思っていなかったのでびっくり。後方をヌーの群れが移動していますが、3匹とも寝っ転がったりあくびをしたりと興味なさそう。

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しばらくすると、1頭が立ち上がり、静かに歩き始めました。まさか、ハンティングでしょうか。
かなり距離を縮めたところで、ヌーに向かって走り出しました。チーターに気づいたヌーが一斉に走り出します。
後方のチーター2匹も一気に飛び出しました。先頭の1匹がヌーの群れを追い立てて、残り2匹の方向に追い込み挟み撃ちにする作戦だったようです。
空では地上の大騒ぎを瞬時に聞きつけたハゲワシやハゲコウが集まってきて、弧を描きながら成り行きを見守っています。

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大人のヌーを捕らえました。

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捕まったヌーは鳴きながら頭を上げて、それから静かになりました。
他のヌーは皆、少し距離を置いた場所からじっと一部始終を見ていましたが、しばらくすると何事もなかったかのように再び草を食べ始めました。

チーターは、食事の時も素晴らしいチームワーク。

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1匹が食べている間、他の1匹はそのすぐ側で見張りをし、残り1匹はかなり遠くで見張りをします。しばらくすると順にポジションを交代していました。

本来チーターは単独でハンティングをしますが、親から独立したばかりの若いチーターの兄弟は、しばらく一緒に狩をする事もあるようです。

1匹目のチーターが動き始めてからヌーが捕まるまで5分、捕まえてから食べ始めるまでに1時間かかりました。

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実際に狩を目撃すると、残酷だとか可哀想だとかいう気持ちにもならず、自然な出来事に感じられました。

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草食獣は常に危険と隣り合わせで生きていて何が楽しいのか、思っていたのですが、実際はそんな事もなさそうです。肉食獣に比べ草食獣の方が圧倒的に多く、日中に大平原でのんびりと草を食べている姿はむしろとても幸せそう。

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そのため、短期旅行者がドキュメンタリーで見るような瞬間に出会う事は滅多になく、むしろ肉食獣を見る事すら難しいです。ライオンやハイエナ、ヒョウは夜行性ですがチーターは昼行性なので比較的会いやすいかもしれません。

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チーターの食事を観た後は、今日の宿泊地に向かいながらのゲームドライブ。

水辺にワシがいました。水を飲みに来たのでしょうか。

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とても小さなキツネの集団がいます。

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オオミミギツネです。

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好物はアリ。

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正面から見ると結構渋い顔をしています。

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再びサファリカーの集まるところにやって来ました。

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どうやらまた別のチーターがいるようです。

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こちらの2匹はとても仲良しで、2匹でくっついてじゃれあっていました。

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今日は既にハンティングを観る事が出来て大満足なので、そこそこで切り上げてロッジに向かう事にしました。

テント型ロッジ Chaka Camp

今日はロッジというよりテント。

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テントといってもトイレもシャワーもベッドもついています。

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テントの中にはバスタオルやフェイスタオルも完備されているし、世界中のプラグに対応したコンセントもありました。
Wi-Fiもありますが、ンゴロンゴロに比べてかなり遅く、あまり使えません。 

涼しい森の中で、まるでキャンプに来たみたい。

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テントの前の椅子に座って今日撮った写真を整理していると、ヌーの群れが草を食べにやって来ました。

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車の中からでなく直に動物に会えるなんて、なんだか嬉しい。

そのまま静かに座っていると、続いて隣のテントの周りにインパラの群れがやって来ました。

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テントの前の木が折れているのは数日前、ここに象の群れがやってきて、木を倒してしまったからだそうです。

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日が暮れて来ました。

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夕日が最高に美しいです。

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夜はンゴロンゴロより寒くかなり冷え込み、ベッドの中には湯たんぽが用意されていました。

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真夜中、テントの外からは鳥の声、虫の声、ヌーの声が聞こえてきて、最高に面白かったです。

ライオンの赤ちゃんに遭遇  最後まで魅せるNdutu

早起きしました。

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ロッジの人がコーヒーとビスケットを持ってきてくれました。

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爽やかな朝。

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今日はンドトゥからセレンゲティに向かいながらのゲームドライブ。

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朝からジャッカルに会いました。

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写真に撮れたのは背中だけ。

ヌーの群れが車の前を横切っていきます。

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茂みのそばに、数台のサファリカーが集まっています。

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ライオンの親子です!お母さんが水を飲みにサファリカーの真ん前まで出てきました。

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近い。

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子供達はおてんばで、お母さんの目を盗んでは茂みから出て、じゃれあってどろどろになってしまいます。その度にお母さんが茂みに戻して綺麗に舐めてあげるのですが、その隙にまた別の子が逃げ出してしまいます。

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子供は3匹。まだ生まれてほんの1、2ヶ月でしょうか。オムツをした赤ちゃんのような、ボテっとした歩き方をしていて本当に可愛い。いつまで見ていても飽きません。

ンドゥトゥからセレンゲティ

森を抜けました。ヌーの群れとハゲワシの群れの中を進みます。

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爽やかな天気。

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最高のドライブ。

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少し木の生えた場所にいるのはインパラ。

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サバンナモンキーもいます。

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平原に出ました。

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セレンゲティとは、果てしない平原の意味。

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到着しました。

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ゲートから先はセレンゲティ国立公園です。

Ndutuまとめ

ンドゥトゥではヌーの大群が駆け抜けていく姿や、ゾウやキリン、シマウマといったアフリカらしい動物達、さらにハンティングやライオンの赤ちゃんまで見る事が出来て最高でした。

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宿は今回の旅行の中で1番簡易的でしたが、ヌーの群れがテントの真ん前にやって来たり、夜はすぐ側で動物の鳴き声が聞こえたりと1番面白かったかもしれません。

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