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WANDERLUST

Wildlife. Travel

【ガラパゴス旅行記】(3)アシカ!イグアナ!カツオドリ!ノースセイモア島

ガラパゴス旅行3日目、エクアドルの首都キトからガラパゴス諸島に渡り、North Seymour(ノース セイモア)島を観光します。

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【時期】2014年2月上旬

【旅行先】エクアドル(キト/ガラパゴス/グアヤキル

 起床は午前3時半。時間を無駄にせず朝の便に乗るためです。時差ボケで全然眠くないので全く問題ありません。サロンゴのスタッフからガラパゴスまでの国内線のチケットを受け取り、キト空港まで送っていただきます。

航空会社はAero Gal。現在はアヴィアンカ航空に吸収合併か何かされましたがイグアナマークの可愛い飛行機です。

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機内食が意外と美味しかったです。ていうよりユナイテッドの機内食がちょっとね。

ガラパゴス諸島のひとつ、バルトラ島には空港がありまして、ガラパゴスに向かう観光客のほとんどはバルトラ空港を利用します。バルトラ空港、とてつもなく蒸し暑いです。化粧水ボトル1本持ってきた意味なかった。

実はちょっとだけ、いやかなり楽しみにしていたスタンプをここでゲットしました!

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これでもうこのパスポートは一生の宝物。

 ガラパゴスの歴史

ガラパゴス諸島にはバルトラ島の他に、100以上の島があるのですが、そのうち人が上陸できるのはたった16島です。有人島はさらにそのうち約4島で、残りは無人島です。そもそも、ガラパゴス諸島を初めて発見した人は、16世紀のパナマ司教でした。南米大陸を目指す途中で潮に流され、漂流してしまいます。あまりにも荒涼とした光景や、全く見たこともない巨大な爬虫類を目にして、司教は、「私は地獄へ来てしまったようだ」、と思ったそうです。飢えと渇きで、船員が死んでいく中、司教はサボテンを食べて生き延び、無事に帰ります。

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それから人々の間で、海のむこうには本物の地獄がある、と言われるようになり、地図にガラパゴス諸島が描かれるようになります。

17世紀になると、スペイン船の運ぶ金を狙った海賊たちが島を利用するようになります。ゾウガメは、1年間飲まず食わずでも生きていけるので、捕まえて船に入れておいて、非常食にしました。

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ダーウィンガラパゴスを訪れたのは、26歳の時だった

 19世紀、イギリスの測量船ビーグル号に同乗して、チャールズ・ダーウィンがやって来ます。白髪顎鬚像で有名なダーウィンが、ガラパゴスに来た時、まだ26歳だったんですよ!ダーウィンは35日間滞在し、地質や動植物の調査を行います。結局ダーウィンガラパゴスに来たのは人生でこの1度だけ。その滞在の間に、一見荒れ果てたように見える土地をみて、これは溶岩が冷えて固まったものであって、この土地が地球の歴史上では、まだ若い島だということに気づきます。更に島に住む人からは、「カメを見ただけで、そのカメがどの島のカメか判る」、という話を聞きます。

帰国後、それぞれの島に渡った動物達は、長い時間をかけてそれぞれの土地に適応したのだと考えたダーウィンは、最終的に進化論を導き出します。科学のない時代にすごいですね。

 ガラパゴス諸島の観光法

 おおまかに2つありまして、

  • 有人島に宿泊して、近くの島まで日帰りクルーズに参加
  • クルーズ船に宿泊しながら日帰りでは行けない島にも上陸

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今回私はクルーズ船に3泊しながら無人島を回り、最後に有人島に1泊します。

ガラパゴス固有の動物たち

 ガラパゴスの動物は、そのほとんどがガラパゴスにしかいない種、つまり固有種です。でも、もともとはみんな違うところからやってきたと言われています。

フンボルト海流に乗って、南極圏からはペンギンやオットセイ、パナマ海流に乗って、北からはカリフォルニアアシカ、エクアドル本土からはイグアナが流されてきました。

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お互いがお互いに脅かされることなく、島に順応し固有種になりました。こんな風に色々な海流がぶつかる関係で、海はとてつもなくプランクトンが豊富なんだとか。だから、海の生き物がたくさんやってきます。大物が見られるダイビングスポットとしても有名です!それに比べて溶岩でできた陸地は、生き物にとってかなり過酷な環境です。漂流してきたイグアナがとった手段は、海に潜って海藻を食べる事でした。そして世界で唯一、海に潜る事のできる海イグアナへと分化しました。

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陸で生活することを選んだ陸イグアナは、かろうじて生えているサボテンを食べる生活です。サボテンは、陸イグアナに食べられないために必死に背を伸ばしました。陸イグアナたちは毎日、サボテンが落ちてくるのを待つ生活を送っています。

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ガラパゴス諸島の玄関口 バルトラ島に到着

  空港を出ると、たくさんのガイドがそれぞれのお客さんを待っています。ガラパゴスのガイドたちは、ナチュラリストと呼ばれるガラパゴス専属の公認ガイドです。同じ船のメンバーが全員そろったところで、ナチュラリストの案内のもと、バスで船まで移動しました。船のそばには、さっそく私の見たかった青足カツオドリ!

近い!そしてほんとに足が青い! 

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アシカもいるではないですか!可愛い!!

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乗船後、ランチが終わると、船はすぐに一つ目の島、ノース・セイモア島へ向かいます。

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第一の島、 North Seymour (ノース セイモア)島

この島、空気が違う。今まで私の知っている世界とは、全く違う時間、空気が流れているのを肌で感じました。なんていうか、人間の存在が無いんです。

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本当に、今まで経験したことのない感覚で、不思議な、感動的な気持ちになりました。私たちが鳥や、イグアナや、アシカのすぐそばを歩いても、誰も振り向きません。

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誰もわざわざ顔をあげたり、羽を逆立てたり、立ち上がりません。まして、あわてて道を開けたり、逃げ出す動物は誰もいません。

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まるで、人間なんか存在してないかのようにふるまうのです。自分が透明人間になってしまったかのような、不思議な感覚でした。

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本当に平和で、動物だけの空間。ここには人間への恐怖が全く存在しません。こんな場所が、地球にどれだけ残っているんだろうって思いました。

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  ノース・セイモア島の陸イグアナ

ここの陸イグアナ、とても太ってますね。それに、サボテンも低い。

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昔、ノース・セイモア島に陸イグアナはいませんでした。それを不思議に思った人が、別の島から陸イグアナを連れてきて離しました。その結果、陸イグアナが増殖。結局、この島に陸イグアナがいなかった理由は単純に、漂流してこなかったから、と言われています。他の島では野生の陸イグアナが見られないことが多いのですが、ここにはたくさんいます。

ガラパゴスでのスノーケリングは結構寒い

島の散策の後、海でスノーケリングしました。サメ2匹、水玉のエイが私のずっと下のほうを泳いでたんですけど、なんせ曇ってて寒くて、あーいるねー、寒いねーって感じになってしまいました。

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